2014年3月31日月曜日

Live At Yokohama Arena, Kanagawa, Japan 2014-03-25

去る3/25、Beady Eyeが来日ツアーを開始し、2012年のフジロック出演以来、横浜アリーナで2年ぶりとなる来日公演を行いました。

で、びっくりしたのはその数日後。早くもネットに同公演の音源がアップされていました。驚きです。職人の仕事の早さですね笑
今回の来日公演はいくつか注目ポイントがありましたので、それも合わせてご紹介したいと思います。現在自分は留学中ですから、今回の来日ツアーを見に行くことができませんでした。なので雰囲気だけでもこの音源で味わえればと思いましたが、結論から言うとかなり満足です。では。レビュー開始!!!↓↓


・Live At Yokohama Arena, Kanagawa, Japan 2014-03-25  録音:AUD/A

1, Introduction (White Smoke)
2, Flick Of The Finger
3, Face The Crowd
4, Four Letter Word
5, Soul Love
6, Second Bite Of The Apple
7, Iz Rite
8, Shine A Light
9, Live Forever
10, The World's Not Set In Stone
11, I'm Just Saying
12, Soon Come Tomorrow
13, Champagne Supernova
14, The Roller
15, Start Anew
16, Bring The Light
17, Wigwam
18, Encore (Dreaming Of Some Space)
19, Gimme Shelter


まずセトリを見てもらえばわかるように、oasis時代の曲から2曲演奏されいるのですが、なんとそれがLive ForeverとChampagne Supernova!しかもLive Foreverは以前The Charlatansのジョン・ブルックス追悼のチャリティーライブで披露したアレンジとは異なっています。クリスのドラムなども入ってよりバンド然としたアレンジです。簡単に言えば、oasis時代のLive Foreverの2ndギターのパートをアコギに変えただけ。そんな感じです。同じ曲でも印象がずいぶん変わるから面白いですね^^

そして次にChampagne Supernovaなのですが、これはyoutubeに上がっている同公演の動画を見ていただければわかりますが、雰囲気がすごく良いんですよ。演奏のアレンジはoasis時代とほぼ一緒のアレンジです。アンディがノエルのパートを弾いているのですが、ソロパートも含め、フレーズもほぼ完コピです笑
違いといえば、アンディの使っているディレイエフェクターがTime Factorという高性能デジタルディレイなこともあるせいか、ノエルよりもほんの少しだけ音色がデジタルっぽいですね。けどこれは批判してるわけじゃなくて、より鮮明な音色になっていて、ギタリストとしての違いを感じられて良いですね。

次にセトリのメインとなっている2ndアルバム『BE』の演奏について。以前このアルバム自体については以前こちらでご紹介しましたが、一見ちょっと地味な印象のスタジオ盤と打って変わって、ライブではどえらい迫力に変貌しますね。すごいです。特にSoul Love, Second Bite Of The Apple, Shine A Light, Start Anewなどの空間系エフェクターが活躍する楽曲では、その迫力が増しますね。会場の空気も一変させるような。圧倒的です。留学中の身で、今回の来日ツアーに参戦できなかった自分もこれらの曲を音源として聴いているだけでも圧倒されましたね。すばらしい。

次に音質についてです。音源の最も重要な部分の一つですね笑
基本的に音は低音もしっかりとれてますし、クリアだと思います。音割れもありません。ただoasisからの曲、とくにChampagne Supernovaでは、やはり大合唱が起きていて、左チャンネルから聞こえる男性ファンの声が時々耳障りかもしれないです苦笑
観客のチャットが少し耳につくという点でA+ではなくAという評価にしました。おそらくXAVELなどの業者が後々今回のツアー音源をリリースするでしょうが、彼らは独自の音源を使うでしょうから、こういう問題がない別音源をしっかりリリースしてくれるでしょう。まぁ今回ご紹介するのはネット音源ですし、多くは言うもんでもないでしょう笑

バンド自体の調子も良いと思います。リアムの声はツアー開始前のアコースティックライブ時に比べれば流石に疲れがありますが、昨年夏頃のIbiza Rocksフェスや、T In The Parkフェスでのひどい声から比べれば何倍も良いです。ガラ声ではあるものの、声も伸びています。「やればできる子」リアムという感じです笑
その他のバンドメンバーの演奏も悪く無いと思います。もともと演奏力のあるメンバーが集まっていますから、出来の善し悪しは大部分リアムにかかっている面が大きいですね笑


というわけでトータルで見れば自分は結構満足した音源です。全然客が入っていなかったとか、マネジメント側の会場での仕切りが意味不明だったとか色々あったみたいですが、本編の演奏そのものは非常に良いものであったことが音源からも伝わってきます。
昨年リリースの2ndアルバムはセールス的にも落ち込むわ、リアムは浮気がバレて離婚沙汰になるわ、ゲムは頭蓋骨骨折するわなど、不運に見舞われた2013年でしたが、2014年が彼らにとって充実した年になることを願わずにはいられませんね。がんばれBeady Eye!!!
最後に当日のChampagne Supernovaの演奏を会場のファンが撮影した動画をyoutubeから貼っておきます。バックスクリーンの映像効果がかなり綺麗です。


2014年3月23日日曜日

カクうす9とうとう俺の元へ!

皆様、大学の期末試験で少し更新が滞っておりました。申し訳織りません。

ただですね、その間に以前こちらでご紹介していたI-O Dataの「カクうす9」が届きましたので、今回はそのレビューなんぞをしてみたいと思います!もう今はこの型番新規生産は行われていないようですが、美しいゴールドカラーはぜひ入手していただきたいものです。まだネットでは買えるとこまだまだありますので!では早速行ってみましょう!!^^


・カクうす9HDPX-UT500GB(ゴールド)

まず名前からわかるように、この製品の最大の特徴は9mmという驚異的な薄さ。今でこそ最新の同社「カクうす7」世界最薄の座を奪われていますが、それでも圧倒的な薄さです。2,3位には未だ位置するのではないでしょうか?
どれくらい薄いかっていうことで、ためしに手元にあったiPod Classicと並べてみました↓
(左:カクうす9 右:iPod Classic)

比較対象がおかしいかもしれませんが、圧倒的ですね。


そして次に目を引くのはその美しい外観。ヘアライン加工されたゴールドカラーのアルミパネルはMac Book Airと相性ピッタリ。現在最新の「カクうす7」ではどうやらヘアライン加工がなくなってしまったようで、Mac Book Airと同じシルバーカラーでも「ん?ちょっと違う・・・」と感じられる方が結構いられるみたいです。以下に「カクうす9」の実際の写真を。こんな感じです。



そしてさらなる特徴としてUSB3.0対応ということが挙げられています。実際購入すると中に同梱されている接続ケーブルはUSB3.0用のものしか入っていません。パッケージによるとUSB2.0よりも理論上約10倍も速さが違うみたいです。実際iTunesの大量の曲達を一気に転送してみたりしましたが恐ろしく早かったです。15000曲以上がすぐに転送終わってしまいました。ご自分のPCやMacがUSB3.0対応なら使わない手はありませんね。技術の進歩ってすごいです笑
ちなみに今回はじめて気づいたんですが、USB3.0のケーブルって接続部分が青いんですね。見た目ですぐわかるようにしてあるみたいです。


最後にもう一つ。ものすんごい起動中静か。ファイルを出し入れしているときは、角っこが青く光るのですが、その最中のHDD特有のカリカリ音がすんごく小さいです。うるさい機種とかちょっと前までは結構ありましたからこれはとても嬉しいです。気も散らない。



とまぁ、ここまでほめちぎりましたが、一応念のため欠点を。欠点らしい欠点はほぼないのですが一応言いますと、衝撃に対して他社のポータブルHDDより少し弱いかもしれません。通常ポータブルHDDって蓋を開けて中を覗くと、HDD本体の周りに耐衝撃用のゴムが巻かれていたりするんですね。明けてないので断定はできませんが、おそらくこの驚異的な薄さを実現するために中の設備は極端に減らしてある可能性があります。なので中の耐衝撃用の素材はものすごく薄いか、使われていないかどっちかの可能性があります。あくまで僕個人の推測なので間違っているかもしれませんが。


最後に上から見たiPod Classicとの大きさ比較写真を載せて終わりにしたいと思います。製造中止になってしまったものの、現行の「カクうす7」より優れているポイント(上記で述べたデザインなど)もありますし、決して引けをとる機種ではありません。「カクうす7」って500GBなのに1万円超えてるんですが、「カクうす9」は7000円台で今でもネットなので購入することができます。コスパの面でも優れています。「2mmの差なんて気にしねえよ。十分薄いじゃん!」って方はぜひ「カクうす9」ご購入検討してみてください。最高の買い物でした!^^



2014年3月7日金曜日

Grid It Organizer, Black (CPG10BK)

はいはーい!本日、大学から帰宅すると、Amazonで注文してたものが届いてたものが届いていたのでご紹介します!!これは超便利ですよ!

・Grid It Organizer, Black (CPG10BK)


これ、Cocoonという企業のGrid Itという商品で、いろんなブログやYoutube動画などでも評判になってますが、簡単に言うと、物を運ぶツールです。どう使うか?
上の写真を見ていただければわかるように、縦横無尽にゴムが張り巡らされていて、それに運びたいものを挟む感じです。結構ゴムの張りも強めで、すべり止め加工のようなものもされているので、物を挟んだあとに振り回しても物が落ちません。これはすごい。主にPCの周辺機器を持ち運ぶときに使う人が多いですが(僕もです)、日用品を挟んで持ち運ぶのにも十分対応可能です。また写真見ていただければわかるように、左側に吊るす穴もありますので、縦にして使用し、家の壁などに引っ掛けて使うことも可能です。

さらにカラーも様々。僕が購入したのはブラックですが、他にもブルーやレッド、グレー、パープルなどがあるようです。Apple Storeで売られているものは、ブラックモデルを基調にしながらも一部のゴムがブルーもしくはレッドに変わっている限定モデルなようです。

サイズも様々です。僕が今回購入したのは12インチのサイズですが、これより大きいサイズはもちろん、小さいモデルもたくさんあります。それぞれの使用用途に合わせて選べるのはいいですね。

そしてこのGrid Itの裏にはジッパー付きのポケットになっています。深さはそこそこあるものの、すこしキツ目のポケットなので、入れる物を選びますが、僕の12インチモデルのGrid Itのポケットは、iPad miniやNexus 7のようなタブレットであれば入りそうな気がします(現在手元にあるタブレットはiPad 4で、さすがにこのポケットには入らないので正確にはわかりませんが)。

では、僕のMacbook Airの周辺機器をいろいろ挟んでみましょう!以下のようになりました。



はい、とりあえず上のような感じになりました。右下を空けてある理由は、今度ポータブルHDD「カクうす9」が来るから!笑
ちゃんと場所は用意してありますw
自分でどういう配置がいいか自由に考えることができるのもいいですね。

本当に便利ですね。これ。なにか小さなバッグに入れて機器を持ち運ぶのもありですが、中で必ずごちゃごちゃになってしまいますし、いざ使うとなれば、どれがどこにあるのかいちいちバッグの中を探さなければいけなくなります。
スタイリッシュに運ぶためにもこれはもう手放せません。うわさ通りのお品でした。オススメです!!

2014年3月3日月曜日

Invisible / U2

どうもです。こっちはここ最近寒さがすこしだけやわらいできたかんじです。雨ばっかなのは辛いですけどね・・・。


さて、今回は音楽ネタ。U2ですよ!!





・・・とその前に前フリさせてください。


突然ですが、アメリカといえばアメリカン・フットボールが大人気なわけですが、どんくらいすごいかご存知だったりします?
本当にすごいわけです。そこそこの規模以上の大学はほぼ全て?ってレベルでプロが使うような質の高いスタジアムを自前で敷地内に持っていますし、大学のチーム同士の試合では、その大学のOB・OG、現役生徒のみならず、地元の人々が大量にスタジアムに押し寄せるわけです。僕が通っている大学も、8万人くらい入るスタジアムは試合の時はいつも満員です。当然テレビ中継もしっかり行われるわけです。

そんなくらい、ここアメリカではアメフトが国民生活に浸透しているわけですが、このあいだ(といっても2/3ですが)、スーパーボウルが開催されました。。この大会なにかっていうと、簡単に説明しますと、各地区のリーグを上位で勝ち抜いてきたチーム同士がトーナメント方式で対戦し、その年のアメフトの全米一位を決めようじゃないかっていう大会です。で、ただでさえ国民的人気を誇るアメフトのさらに頂点を極める試合ですから、もう全米がお祭り騒ぎ!!!
そんなわけで生中継の試合は企業にとっては格好の宣伝の場ということで、毎年試合の合間で流れるCMが注目されています。きっとその枠買い取るのえげつない額なんでしょうが。

で、ここで本題のU2に戻るんですが、事前にオフィシャルが発表していたとおり、Bank of Americaというアメリカの大手銀行のCMがそのスーパーボウルの合間に流れたのですが、そこでU2の新曲『Invisible』が使われました。そのCMの内容は、NPO団体REDとコラボしたもので、「今日から一日限定でiTunes Storeで新曲が無料ダウンロードでき、1ダウンロードにつき1ドルが、エイズや結核、マラリアへの募金にあてがわれる」というものでした。


で、管理人私も当然テレビ生中継で試合観戦してましたので、そのCMもきっちり観てました。てなわけで長くなりましたが本日はその新曲『Invisible』について。

最初、ぱっと聴いて感じたのはアルバム『All That You Can't Leave Behind』と『How To Dismantle An Atomic Bomb』のいいとこどりをしたような曲調だな、と思いました。これは全然ディスっているわけではなくて、2000年代U2の王道ソングな作り方がされています。現在のところ最新作となっている2009年の『No Line On The Horizon』に通じるサウンドはあんま感じなかったかなぁ。ジ・エッジのディレイを効かせた美しいギターフレーズに、少し電子チックなドラム音、そしてサビで一気に壮大な展開に持っていくという構成は、まさに2000年代のU2のスタンダードな曲調と被るところが多いかなという感じです。ボノ曰く、この新曲は新作のリードシングルではないということなので、この一曲だけで次回作のアルバム全体のサウンドを想像してしまうのは早計かもしれません。

前作『No Line On The Horizon』がさっき述べた2作に比べて実験的な感じでしたので、少し懐かしさも感じます。今年中?にはリリースされるであろうアルバムに大きく期待をもたせる1曲でした。新作の世界ツアーでは、前回かなわなかった来日公演が実現して欲しいですね!!!
以下にオフィシャルで公開されている同曲のPVを貼っておきます。ぜひご視聴ください!^^




2014年3月1日土曜日

The Final Wall In London 1981 SOURCE #5

どうも!久々になりますが、メイン記事?のブートレビューをしましょう。


・「The Final Wall In London 1981 SOURCE #5」


「The Final Wall In London 1981 SOURCE #5」  2CD  録音:AUD/A+

Disc 1
1, Pre-show Announcement
2, Introduction
3, In The Flesh
4, The Thin Ice
5, Another Brick In The Wall Part Ⅰ
6, The Happiest Days Of Our Lives
7, Another Brick In The Wall Part Ⅱ
8, Mother
9, Goodbye Blue Sky
10, Empty Spaces
11, What Shall We Do Now
12, Young Lust
13, One Of My Turns
14, Don't Leave Me Now
15, Another Brick In The Wall Part Ⅲ
16, The Last Few Bricks
17, Goodbye Cruel World

Disc 2
1, Hey You
2, Is There Anybody Out There
3, Nobody Home
4, Vera
5, Bring The Boys Back Home
6, Comfortably Numb
7, The Show Must Go On
8, MC Introduction
9, In The Flesh
10, Run Like Hell
11, Waiting For The Worms
12, Stop
13, The Trial
14, Outside The Wall


リリースされたのは2013年頭くらいだったでしょうか。まず、このブートのおすすめポイントをいかに箇条書きにまとめたいと思います。

①Roger WatersのPink Floyd在籍時最後の公演(2005年の一夜限りの再結成Liveは除く)
②オーディエンス録音だが、恐ろしく音が良い。ブート初心者からマニアまで全員に勧められるレベル。
③演奏の質とテンションがかなり高い。
④ライブ開始前にロジャー本人によるアナウンスが収録されている

①は文字通りなのでいいとして、②について。これすんごいですよ。1980~81年のThe Wallツアーの全公演の中でもトップクラスの音質です。フロイドの全キャリア含んでも同じく音質はトップクラスでしょう。演奏の迫力があり、かつオーディエンスの歓声との音量バランスもいい感じです。
③に関してはこのブート一番のおすすめポイントだと個人的に思ってます。The Wallツアーってオフィシャルから「Is There Anybody Out There? The Wall Live 1980-1981」というライブ盤が出てるんでこんな今回のブートなんていらないんじゃないんかって思われるかもしれませんが、違うんですよ!実はこのオフィシャルライブ盤、タイトルにある通り、80~81年のツアーの公演の寄せ集め(繋ぎ目はないように綺麗に処理されています)なんですね。しかも音のバランスが綺麗すぎて、演奏の迫力がライブ盤にしては足りないんですよね。歓声も小さめですし。まるでスタジオ盤みたい。その一方で今回のブートは演奏のテンションがすごいんです。一曲目(トラック割り上はDisc 1の3曲目)のIn The Fleshのイントロのキーボードの迫力ってこんなにあったんだ!ってびっくりです。ギルモアのギターもかなり練られてパワーが有りますね。オフィシャルライブ盤とは音の太さが違います。リック・ライトもThe Wall製作時にロジャーからクビにされてサポートメンバーに格下げされ、フロイドに愛想を尽かしつつあったと言われていますが、このライブではかなり弾きまくっててノッてますね。Another Brick In The Wall Part Ⅱの後半にあるキーボードソロもオフィシャルライブ盤収録のやつよりアレンジをさらに効かせて弾いてますし、Young Lustのピアノもかなりノリノリです。やっぱりこのライブでのバンド全体の演奏の質が高いってのは、The Wallツアーの各ライブで演奏をどんどん磨いていった集大成ってのがあるでしょうね。ロジャーもいつも以上に役にのめり込んでる気がします。
④の部分は、このブートの大きなセールスポイントのひとつなんですが、ライブ開始前にロジャー本人から開始が10分ほど遅れることをアナウンスする30秒弱のMCが収録されています。演奏には直接関係ありませんが、ツアー全体で見てもこういうのはレアなドキュメントといえるでしょう。ちなみにこれ、後述するブートタイトルには収録されてません。大きなアドバンテージです。


とまぁほめちぎってきましたが、マイナスポイントもいくつか。

①ブートタイトルからもわかるように、同公演5つ目の音源であるため、もう既発タイトルで音が良いものを持っている人にとってはあんま魅力的ではないかも・・・。
②上記の理由により、あんまり売れないんじゃないかと業者に判断されたせいなのか、プレスCDではなくCD-R

①について。そうなんです。これブートタイトルにもあるように同公演5つ目の発掘音源。しかもその中でも高音質とされる「Source#3」と呼ばれる音源と音の傾向と音質が似ているんですね。どっちを高音質と捉えるかは人によりますが。業者の宣伝文によると、同じ人物、もしくは違う人物が隣同士の席でそれぞれ録音を行ったのではないかと書いてありますが、マジでそうなんじゃないかというほどです。そのため、そのSource#3の音源を持っている方(ブートではSireneレーベルからプレスCDで、「The Last Few Bricks」というタイトルでリリースされています)は、全部揃えなきゃ気がすまないって場合以外、必ずしも買う必要がないかもしれません笑
②についても、①が理由になっていますが、あんまり需要がないとブート業者が判断したのか、製造が安価なCD-Rでのリリースになっています。「The Last Few Bricks」がプレスだっただけに惜しい点ですね。


とはいえ、上述したようにロジャーのアナウンスは「The Last Few Bricks」には収録されていませんし、今回ご紹介するタイトルが全く負けているわけではありません。音質の勝負で言えば互角以上ですし。CD-Rではあるものの、数あるフロイドのブートの名盤の一つに数えられるといえるでしょう。オススメ!!!