2014年8月16日土曜日

日が空いてしまった、ヤバいヤバい・・・。(Live At Estadio Nacional, Santiago, Chile On 5th March 2002 (Pre-FM Master) / Roger Waters)

お久しぶりです。本当に久々になってしまいました。6月中旬に留学先から帰国してずーっとばたばたしておりました。更新したい!という気持ちはあったのですが・・・笑

とはいえ、身の回りも少しずつまた落ち着いてきましたし、去年のようにちょくちょくまた定期的な更新が出来そうです。

というわけでお久しぶりの今回のはこの音源をご紹介!


「Live At Estadio Nacional, Santiago, Chile On 5th March 2002 (Pre-FM Master)」  3CD  SBD/A+

Disc 1
1, In The Flesh?
2, The Happiest Days Of Our Lives ~ Another Brick In The Wall (Part II)
3, Mother
4, Get Your Filthy Hands Off My Desert ~ Southampton Dock
5, Pigs On The Wing (Part I)
6, Dogs
7, Shine On You Crazy Diamond (Parts I-V)
8, Welcome To The Machine
9, Wish You Were Here
10, Shine On You Crazy Diamond (Parts VI-IX)

Disc 2
1, Set The Controls For The Heart Of The Sun
2, Speak To Me ~ Breathe (In The Air)
3, Time ~ Breathe (Reprise)
4, Money
5, 5:06 AM (Every Stranger's Eyes)
6, Perfect Sense (Parts I & II)
7, The Bravery Of Being Out Of Range
8, It's A Miracle
9, Amused To Death

Disc 3
1, Brain Damage
2, Eclipse
3, Band Introduction
4, Comfortably Numb
5, Each Small Candle


本音源は、Roger Watersの1999年から続けられてきた世界ツアーから、2002年3月5日、チリはサンティアゴ公演をオフィシャル級の超高音質サウンドボード音源で収録したものになります。この日は現地でFM放送された音源があるのですが、それには煩わしいDJのしゃべりなどが被ってしまっている部分もあるようで、高音質ではあるものの、パーフェクトとはいえなかったようです。しかし、今回ご紹介する音源はPre-FMマスター、つまり放送前の音源をダイレクトに収録しているので、DJのしゃべりなどが一切ありません。最初から最後まで純度100%なライブを楽しむ事が出来ます。

内容ですが、1999年から続くツアーの集大成と言った感じ。2000年のツアーはオフィシャルでライブCD&DVDがリリースされていますが、それを持っている方でもこれは要チェックな音源と言えます。まず、いくつかの曲でボーカルを取っているサポートメンバーが別のメンバーに変更されていたりします。また、Shine On You Crazy Diamondでは、Pink Floydオリジナル版に合わせ、2つにきちんと分割して演奏しています。オフィシャルライブ盤に収録されているバージョンは1つに合体させたアレンジなのでここは要チェックです。同じ2002年には来日ツアーも果たしていますから(現在これが最後の来日となっています笑)、来日公演のブートが入手しにくい現在、このサンティアゴ公演で代用して思い出してみるというのも良いかもしれません笑

次に演奏のレベルですがこれまたすばらしい!先述のShine On You Crazy Diamondの後半部分は、オフィシャルライブ盤では聴けないフレーズがボンボン出てきますし、どの曲も非常にノリノリです。同じ曲でもソロにアレンジが効いていたりして、それまでと比べるとさすがは集大成の年というのが感じられて良いですね。
また、2000年と比べて、2002年のツアーは全体的に曲のテンポが上げ目になっているのですが、この公演でもその傾向があります。個人的にはAnother Brick In The Wall (Part II)はこのくらいのテンポのほうが好きだったりします笑
オーディエンスの盛り上がりもさすがは南米といいますか、大歓声の嵐。特に第二部の2曲目でSpeak To MeのSEが流れ、そのままBreatheに繋がるシーンは凄いです笑

欠点を一応あげるとすれば一部の曲で見られる音のバランス。特に序盤のThe Happiest Days Of Our Lives ~ Another Brick In The Wall (Part II)で顕著なのですが、SEが生の演奏音に比べてめちゃめちゃデカかったり、ギター音がコーラスを圧倒するレベルの音量だったりとかします笑
また、The Happiest Days Of Our Livesの1:23あたりで一瞬だけ音声がモノラルになります。
ただ欠点らしい欠点はこのくらいで、同曲も途中から適正な音のバランスになるので特に気になるような事はありません。

というわけで、お久しぶりのブログになってしまいました。
2002年のサウンドボード音源は他にもブエノスアイレス公演があったりするのですが、それも含めて、この年のサウンドボード音源は最強だなというのを今回のサンティアゴ公演で改めて確認できました笑
Shine On You Crazy Diamondの部分だけでも必聴と言い切っていいでしょう!^^
以下に同公演の音源をYoutubeに発見したので貼っておきます。参考にどうぞ。





2014年5月17日土曜日

Journeyman / Eric Clapton (Audio Fidelity Hybrid SACD Remaster)


5/6に発売され、発売初日にAmazonでポチったのが翌日届いていました。今回はそれのレビューです。
本作はEric Claptonが1989年にリリースした「Journeyman」というアルバムなのだけれど、それをAudio Fidelityというアメリカのレーベルが、名エンジニア、スティーブ・ホフマンの手によって独自にリマスタリングを施したのが今回の商品。


Audio Fidelityは、同系統のレーベル、Mobile Fidelityと並んで「音楽ジャンルやアーティストを問わず、マスター音源を借りて独自にリマスタリングをして限定リリース」する、ちょっと変わった高音質作品をリリースし続けるレーベルで、自分はこれまでに同レーベルだとThe Beach Boysの「Pet Sounds」やSimon & Garfunkelの「Parsley Sage, Rosemary and Thyme」などを買ってきた。

本作はリマスタリング以外にもハイブリッドSACDということで、現時点で留学先にSACD再生環境はないものの、帰国後は実家でいけるということで、今回は通常のCD面の感想。本作の一番の魅力であるSACD面は帰国後ということで。

けれど、とりあえず2周くらいアルバムを聴いてみて最初に思うのは、既発の同作に比べて音圧が低めになっている。これはAudio Fidelityのリマスター作品全般によくある傾向。けれどこれは決して悪いことではなくて、むしろ既発の同作は音圧が高すぎた。80年代のクラプトンはシンセサイザーなどを取り入れてくるんだけれど、既発の同作の音は、ステレオで左右に割り振られたシンセの音があまりに食い気味で、中央に配置されたエレキベースの音が殺されて隠れてしまっていた。Bad Loveなんてその一番の犠牲者。本アルバムのベースは全部で3人が起用されているのだが、ネーザン・イースト、ピノ・パラディーノ、ダリル・ジョーンズという有名ベーシスト達が使われているのにもかかわらず、ベースがシンセに食われて消えるというのはあまりにもったいない。

また、同じBad Loveでは、既発の音は中央から聞こえてくるスネアの音がかなりキンキンしていて聴き心地が悪かったのだけれど、今回のリマスターでそれも解消されている。

アルバム全体を通して、音の角がとれて丸くなった印象を受ける。マイルドな感じ。かつ出すべき音はしっかり出して、それぞれの楽器の音の調和がきちんと取れている。さすがはスティーブ・ホフマンといった印象。

クラプトンの本作は、彼のキャリアを考えると、80年代という時代を感じさせるような多少派手なサウンドではあるものの、他の同時代のアーティストに比べると、あくまで「流行りのサウンドちょっと取り入れてみたよ」程度な感じなので、既発のようにあまりに派手なサウンドメイキングにするとかえってクラプトンらしさが損なわれていた。収録内容がいろんな有名アーティストと共演した曲ばかりなので、本来各曲のバラエティに富んでいるはずなのに、一律に過剰装飾だった。しかし今回のリマスターで良い感じに「クラプトンらしい」サウンドが復活したように感じた。Old Loveのロバート・クレイ?のギターソロなんて本当に暖かくなったなぁと感じる。Breaking Pointのフィル・コリンズのドラムもマイルドでありながら太く芯がある。ジョージ・ハリスン作曲の「Run So Far」なんて今回のリマスター効果にぴったり。

というわけで一番気になるSACD面はまだお預けだけれど、CD面でもこれだけ満足できたことだから、SACD面はもっとすごいに違いない。なお、限定リリースのナンバリングは#1287でした〜。たしか5000枚限定だったかな。後、ディスクトレイの下に本作のオリジナル?と思われるLPの写真が載っていました。






2014年4月26日土曜日

First Time In Japan

お久しぶりです。新学期始まりましてゴタゴタしておりました。久々にPink Floydブート記事でも行きたいと思います。最近フロイドの良いブートや音源を色々また入手出来たので近々全てレビューできたらなと思います。今回ご紹介するのはこちら↓

「First Time In Japan」  3CD  録音:AUD/A


Disc 1(1971年箱根アフロディーテ公演)
1, Buffy Sainte Marie - The Circle Game (support act)
2, Introduction / Soundcheck
3, Atom Heart Mother
4, Tuning Up
5, Green Is The Color
6, Careful With That Axe, Eugene
7, Tuning Up
8, Echoes
9, Cymbaline

Disc 2(1971年大阪フェスティバルホール公演)
1, Green Is The Colour
2, Careful With That Axe, Eugene
3, Fat Old Sun
4, Atom Heart Mother

Disc 3(同上)
1, Echoes
2, Set The Controls For The Heart Of The Sun
3, Cymbaline
4, A Saucerful Of Secrets


フロイドファンであれば有名な箱根アフロディーテ。彼らの初の来日公演となっただけでなく、本番中に会場に自然の霧が発生し、フロイドの演奏と相まってとても幻想的な空間になった名演と言われています。このタイトルは、現在出まわっている同公演のいくつかの音源(カット無しで完全収録した単一音源は今のところ見つかっていません)をうまく組み合わせて可能な限りベストな状態での完全収録を試みています(先に結論から言うと完全収録にはなっていません)。またDisc 2と3には箱根公演の後に移動して行われた同年大阪公演の模様を収録してあります。つまりこのタイトルだけでフロイドの1971年の初来日ツアーの各公演が揃っちゃうっていう便利な音源です。


では、メインとおもわれるDisc 1の箱根公演から。CDリリースされている中で同公演を収録した現状ベストと思われてきたのはSigmaレーベルが過去にリリースした『Memory Of The East』でした。これは箱根公演を収録した別のさらに昔のタイトル『Echoes Of Japanese Meddle』とは全く別の高音質な音源(後者も年代と野外会場ということを考慮すればかなりの高音質でした)を使っており、後者では曲順もバラバラだったものが直され、さらに曲のラストの7分程度しか収録されていなかった「Echoes」が頭から途中の20分ほどまで収録されているなど、既発ではカットだったいくつかの部分が収録されている点が魅力的なタイトルでした(Shout To The Topレーベルの『Echoes Of Japanese Middle』に関しては以前このブログでもご紹介したのでこちらの記事をどうぞ。)

今回のGodfatherレーベルのタイトルはその両者のいいとこ取りをしたようなタイトルです。収録の長さ、音質などを考慮すると、Sigmaレーベルが頑張っているように見えるのですが致命的な欠点が。それは録音に使われたテープの容量の問題なのか「Cymbaline」が未収録であることです。Shout To The Topの方で使われている音源では、「Cymbaline」がきちんと収録されているのでこれは惜しかったです。というわけでまずこの1曲がShout To The Topに使われている音源を使用してきちんと収録されているのが大きなアドバンテージです。
さらに「Echoes」でもSigma盤にはないアドバンテージが。前述のように、Sigma盤では20分ほどで曲の録音が切れてしまっているのですが、Godfatherレーベルの本タイトルはShout To The Topの音源を使用してその後をなんと収録しています。厳密に言うと、繋ぎ目の部分の曲中にラグがあるので少しだけ抜け落ちてしまっているのですが。しかもShout To The Topの音源は2番のボーカルから始まり、途中でかなりのカットが入り、そこから3番の歌詞の前にある激しいインストの演奏部分からまた収録されているというカオス編集なのですが、今回の音源は同じ音源ながら、その曲後半のインスト部分からラストまでだけをうまく頂戴し、Sigma盤で切れてしまっている後半につなげています。これは大きなポイントと思われます!
わかりやすくいうと、Sigmaの音源をA、Shout To The Topの音源に収録されている2番の歌詞を歌っている部分をB、カット後の曲後半の激しいインスト部分から3番のボーカルを含めたラストまでをCとするならば、今回の「Echoes」は「A⇒C」という風にになっていて全体で23分ちょっとになり、さらに収録時間が伸びました(Bはあえて使ってないってことですね。)。現状2つの音源のつぎはぎとはいえ、あとは矢印の部分にあたる、ちょっとだけ欠けている部分が見つかれば擬似完全版となります。

というわけでSigma音源を全体のベースにしつつも、Sigma音源にはない箇所や曲をShout To The Top音源から補填しており、Disc 1の箱根公演は現状新たなベストタイトルと言えそうです。



というわけでお次はDIsc 2と3の大阪公演。この公演、おそらくSigma盤などで長らく使われてきたホールエコーたっぷりのAUD音源1種類しか発掘されていないと思われ、本タイトルにも同音源が使われています。ちょうどタイミングよく数日前にSigmaレーベルが大阪公演の最新タイトル(『Unprocessed Osaka 1971』)をリリースし、その音源はさすがに直近過ぎて聴けていないものの、それまでのSigmaの別タイトルの大阪公演の音源と聴き比べるとイコライジングの差なのか、Godfatherレーベルのほうがよりクリアに聞こえ、かつ迫力もあります。


とまぁ、いいコトづくしに見えるんですが、Godfatherレーベル、この大阪公演において致命的なミスを犯しました・・・。
それはピッチ!!!!!!Sigma盤と聴き比べて気づいたのですが、なんと今回のGodfatherレーベルの大阪公演の音源、ピッチが速くなっちゃってます笑
おかげで同じ音源を使っているはずなのに全体の収録時間が短くなっているというハプニングが。当然曲の音程なども上がっちゃいます。これは致命的・・・。ちゃんとリリースする前に確認してくれよって感じですが・・・。クリアネスではかなり良い路線を行っていたのでこれは残念でした。



というわけでトータルで見れば、Disc 1は90点、Disc 2&3は60点といったところでしょうか。うーん、大阪公演でこんなぽかをやらかさなければ完璧な名盤になっていただろうに・・・。
とはいえ、プレスCDであることはもちろん、箱根アフロディーテのパンフレットや会場の地図等が縮小で付録として入っていたり、箱根公演の編集がとにかく見事なので買う価値は大いにあると思われます。大阪公演はたった最近リリースされたSigma盤の最新版がおそらく現状ベストと思われますのでピッチ気になる人はそっち買ってください笑

というわけで部分的名盤?の『First Time In Japan』のご紹介でした!!


2014年3月31日月曜日

Live At Yokohama Arena, Kanagawa, Japan 2014-03-25

去る3/25、Beady Eyeが来日ツアーを開始し、2012年のフジロック出演以来、横浜アリーナで2年ぶりとなる来日公演を行いました。

で、びっくりしたのはその数日後。早くもネットに同公演の音源がアップされていました。驚きです。職人の仕事の早さですね笑
今回の来日公演はいくつか注目ポイントがありましたので、それも合わせてご紹介したいと思います。現在自分は留学中ですから、今回の来日ツアーを見に行くことができませんでした。なので雰囲気だけでもこの音源で味わえればと思いましたが、結論から言うとかなり満足です。では。レビュー開始!!!↓↓


・Live At Yokohama Arena, Kanagawa, Japan 2014-03-25  録音:AUD/A

1, Introduction (White Smoke)
2, Flick Of The Finger
3, Face The Crowd
4, Four Letter Word
5, Soul Love
6, Second Bite Of The Apple
7, Iz Rite
8, Shine A Light
9, Live Forever
10, The World's Not Set In Stone
11, I'm Just Saying
12, Soon Come Tomorrow
13, Champagne Supernova
14, The Roller
15, Start Anew
16, Bring The Light
17, Wigwam
18, Encore (Dreaming Of Some Space)
19, Gimme Shelter


まずセトリを見てもらえばわかるように、oasis時代の曲から2曲演奏されいるのですが、なんとそれがLive ForeverとChampagne Supernova!しかもLive Foreverは以前The Charlatansのジョン・ブルックス追悼のチャリティーライブで披露したアレンジとは異なっています。クリスのドラムなども入ってよりバンド然としたアレンジです。簡単に言えば、oasis時代のLive Foreverの2ndギターのパートをアコギに変えただけ。そんな感じです。同じ曲でも印象がずいぶん変わるから面白いですね^^

そして次にChampagne Supernovaなのですが、これはyoutubeに上がっている同公演の動画を見ていただければわかりますが、雰囲気がすごく良いんですよ。演奏のアレンジはoasis時代とほぼ一緒のアレンジです。アンディがノエルのパートを弾いているのですが、ソロパートも含め、フレーズもほぼ完コピです笑
違いといえば、アンディの使っているディレイエフェクターがTime Factorという高性能デジタルディレイなこともあるせいか、ノエルよりもほんの少しだけ音色がデジタルっぽいですね。けどこれは批判してるわけじゃなくて、より鮮明な音色になっていて、ギタリストとしての違いを感じられて良いですね。

次にセトリのメインとなっている2ndアルバム『BE』の演奏について。以前このアルバム自体については以前こちらでご紹介しましたが、一見ちょっと地味な印象のスタジオ盤と打って変わって、ライブではどえらい迫力に変貌しますね。すごいです。特にSoul Love, Second Bite Of The Apple, Shine A Light, Start Anewなどの空間系エフェクターが活躍する楽曲では、その迫力が増しますね。会場の空気も一変させるような。圧倒的です。留学中の身で、今回の来日ツアーに参戦できなかった自分もこれらの曲を音源として聴いているだけでも圧倒されましたね。すばらしい。

次に音質についてです。音源の最も重要な部分の一つですね笑
基本的に音は低音もしっかりとれてますし、クリアだと思います。音割れもありません。ただoasisからの曲、とくにChampagne Supernovaでは、やはり大合唱が起きていて、左チャンネルから聞こえる男性ファンの声が時々耳障りかもしれないです苦笑
観客のチャットが少し耳につくという点でA+ではなくAという評価にしました。おそらくXAVELなどの業者が後々今回のツアー音源をリリースするでしょうが、彼らは独自の音源を使うでしょうから、こういう問題がない別音源をしっかりリリースしてくれるでしょう。まぁ今回ご紹介するのはネット音源ですし、多くは言うもんでもないでしょう笑

バンド自体の調子も良いと思います。リアムの声はツアー開始前のアコースティックライブ時に比べれば流石に疲れがありますが、昨年夏頃のIbiza Rocksフェスや、T In The Parkフェスでのひどい声から比べれば何倍も良いです。ガラ声ではあるものの、声も伸びています。「やればできる子」リアムという感じです笑
その他のバンドメンバーの演奏も悪く無いと思います。もともと演奏力のあるメンバーが集まっていますから、出来の善し悪しは大部分リアムにかかっている面が大きいですね笑


というわけでトータルで見れば自分は結構満足した音源です。全然客が入っていなかったとか、マネジメント側の会場での仕切りが意味不明だったとか色々あったみたいですが、本編の演奏そのものは非常に良いものであったことが音源からも伝わってきます。
昨年リリースの2ndアルバムはセールス的にも落ち込むわ、リアムは浮気がバレて離婚沙汰になるわ、ゲムは頭蓋骨骨折するわなど、不運に見舞われた2013年でしたが、2014年が彼らにとって充実した年になることを願わずにはいられませんね。がんばれBeady Eye!!!
最後に当日のChampagne Supernovaの演奏を会場のファンが撮影した動画をyoutubeから貼っておきます。バックスクリーンの映像効果がかなり綺麗です。


2014年3月23日日曜日

カクうす9とうとう俺の元へ!

皆様、大学の期末試験で少し更新が滞っておりました。申し訳織りません。

ただですね、その間に以前こちらでご紹介していたI-O Dataの「カクうす9」が届きましたので、今回はそのレビューなんぞをしてみたいと思います!もう今はこの型番新規生産は行われていないようですが、美しいゴールドカラーはぜひ入手していただきたいものです。まだネットでは買えるとこまだまだありますので!では早速行ってみましょう!!^^


・カクうす9HDPX-UT500GB(ゴールド)

まず名前からわかるように、この製品の最大の特徴は9mmという驚異的な薄さ。今でこそ最新の同社「カクうす7」世界最薄の座を奪われていますが、それでも圧倒的な薄さです。2,3位には未だ位置するのではないでしょうか?
どれくらい薄いかっていうことで、ためしに手元にあったiPod Classicと並べてみました↓
(左:カクうす9 右:iPod Classic)

比較対象がおかしいかもしれませんが、圧倒的ですね。


そして次に目を引くのはその美しい外観。ヘアライン加工されたゴールドカラーのアルミパネルはMac Book Airと相性ピッタリ。現在最新の「カクうす7」ではどうやらヘアライン加工がなくなってしまったようで、Mac Book Airと同じシルバーカラーでも「ん?ちょっと違う・・・」と感じられる方が結構いられるみたいです。以下に「カクうす9」の実際の写真を。こんな感じです。



そしてさらなる特徴としてUSB3.0対応ということが挙げられています。実際購入すると中に同梱されている接続ケーブルはUSB3.0用のものしか入っていません。パッケージによるとUSB2.0よりも理論上約10倍も速さが違うみたいです。実際iTunesの大量の曲達を一気に転送してみたりしましたが恐ろしく早かったです。15000曲以上がすぐに転送終わってしまいました。ご自分のPCやMacがUSB3.0対応なら使わない手はありませんね。技術の進歩ってすごいです笑
ちなみに今回はじめて気づいたんですが、USB3.0のケーブルって接続部分が青いんですね。見た目ですぐわかるようにしてあるみたいです。


最後にもう一つ。ものすんごい起動中静か。ファイルを出し入れしているときは、角っこが青く光るのですが、その最中のHDD特有のカリカリ音がすんごく小さいです。うるさい機種とかちょっと前までは結構ありましたからこれはとても嬉しいです。気も散らない。



とまぁ、ここまでほめちぎりましたが、一応念のため欠点を。欠点らしい欠点はほぼないのですが一応言いますと、衝撃に対して他社のポータブルHDDより少し弱いかもしれません。通常ポータブルHDDって蓋を開けて中を覗くと、HDD本体の周りに耐衝撃用のゴムが巻かれていたりするんですね。明けてないので断定はできませんが、おそらくこの驚異的な薄さを実現するために中の設備は極端に減らしてある可能性があります。なので中の耐衝撃用の素材はものすごく薄いか、使われていないかどっちかの可能性があります。あくまで僕個人の推測なので間違っているかもしれませんが。


最後に上から見たiPod Classicとの大きさ比較写真を載せて終わりにしたいと思います。製造中止になってしまったものの、現行の「カクうす7」より優れているポイント(上記で述べたデザインなど)もありますし、決して引けをとる機種ではありません。「カクうす7」って500GBなのに1万円超えてるんですが、「カクうす9」は7000円台で今でもネットなので購入することができます。コスパの面でも優れています。「2mmの差なんて気にしねえよ。十分薄いじゃん!」って方はぜひ「カクうす9」ご購入検討してみてください。最高の買い物でした!^^



2014年3月7日金曜日

Grid It Organizer, Black (CPG10BK)

はいはーい!本日、大学から帰宅すると、Amazonで注文してたものが届いてたものが届いていたのでご紹介します!!これは超便利ですよ!

・Grid It Organizer, Black (CPG10BK)


これ、Cocoonという企業のGrid Itという商品で、いろんなブログやYoutube動画などでも評判になってますが、簡単に言うと、物を運ぶツールです。どう使うか?
上の写真を見ていただければわかるように、縦横無尽にゴムが張り巡らされていて、それに運びたいものを挟む感じです。結構ゴムの張りも強めで、すべり止め加工のようなものもされているので、物を挟んだあとに振り回しても物が落ちません。これはすごい。主にPCの周辺機器を持ち運ぶときに使う人が多いですが(僕もです)、日用品を挟んで持ち運ぶのにも十分対応可能です。また写真見ていただければわかるように、左側に吊るす穴もありますので、縦にして使用し、家の壁などに引っ掛けて使うことも可能です。

さらにカラーも様々。僕が購入したのはブラックですが、他にもブルーやレッド、グレー、パープルなどがあるようです。Apple Storeで売られているものは、ブラックモデルを基調にしながらも一部のゴムがブルーもしくはレッドに変わっている限定モデルなようです。

サイズも様々です。僕が今回購入したのは12インチのサイズですが、これより大きいサイズはもちろん、小さいモデルもたくさんあります。それぞれの使用用途に合わせて選べるのはいいですね。

そしてこのGrid Itの裏にはジッパー付きのポケットになっています。深さはそこそこあるものの、すこしキツ目のポケットなので、入れる物を選びますが、僕の12インチモデルのGrid Itのポケットは、iPad miniやNexus 7のようなタブレットであれば入りそうな気がします(現在手元にあるタブレットはiPad 4で、さすがにこのポケットには入らないので正確にはわかりませんが)。

では、僕のMacbook Airの周辺機器をいろいろ挟んでみましょう!以下のようになりました。



はい、とりあえず上のような感じになりました。右下を空けてある理由は、今度ポータブルHDD「カクうす9」が来るから!笑
ちゃんと場所は用意してありますw
自分でどういう配置がいいか自由に考えることができるのもいいですね。

本当に便利ですね。これ。なにか小さなバッグに入れて機器を持ち運ぶのもありですが、中で必ずごちゃごちゃになってしまいますし、いざ使うとなれば、どれがどこにあるのかいちいちバッグの中を探さなければいけなくなります。
スタイリッシュに運ぶためにもこれはもう手放せません。うわさ通りのお品でした。オススメです!!

2014年3月3日月曜日

Invisible / U2

どうもです。こっちはここ最近寒さがすこしだけやわらいできたかんじです。雨ばっかなのは辛いですけどね・・・。


さて、今回は音楽ネタ。U2ですよ!!





・・・とその前に前フリさせてください。


突然ですが、アメリカといえばアメリカン・フットボールが大人気なわけですが、どんくらいすごいかご存知だったりします?
本当にすごいわけです。そこそこの規模以上の大学はほぼ全て?ってレベルでプロが使うような質の高いスタジアムを自前で敷地内に持っていますし、大学のチーム同士の試合では、その大学のOB・OG、現役生徒のみならず、地元の人々が大量にスタジアムに押し寄せるわけです。僕が通っている大学も、8万人くらい入るスタジアムは試合の時はいつも満員です。当然テレビ中継もしっかり行われるわけです。

そんなくらい、ここアメリカではアメフトが国民生活に浸透しているわけですが、このあいだ(といっても2/3ですが)、スーパーボウルが開催されました。。この大会なにかっていうと、簡単に説明しますと、各地区のリーグを上位で勝ち抜いてきたチーム同士がトーナメント方式で対戦し、その年のアメフトの全米一位を決めようじゃないかっていう大会です。で、ただでさえ国民的人気を誇るアメフトのさらに頂点を極める試合ですから、もう全米がお祭り騒ぎ!!!
そんなわけで生中継の試合は企業にとっては格好の宣伝の場ということで、毎年試合の合間で流れるCMが注目されています。きっとその枠買い取るのえげつない額なんでしょうが。

で、ここで本題のU2に戻るんですが、事前にオフィシャルが発表していたとおり、Bank of Americaというアメリカの大手銀行のCMがそのスーパーボウルの合間に流れたのですが、そこでU2の新曲『Invisible』が使われました。そのCMの内容は、NPO団体REDとコラボしたもので、「今日から一日限定でiTunes Storeで新曲が無料ダウンロードでき、1ダウンロードにつき1ドルが、エイズや結核、マラリアへの募金にあてがわれる」というものでした。


で、管理人私も当然テレビ生中継で試合観戦してましたので、そのCMもきっちり観てました。てなわけで長くなりましたが本日はその新曲『Invisible』について。

最初、ぱっと聴いて感じたのはアルバム『All That You Can't Leave Behind』と『How To Dismantle An Atomic Bomb』のいいとこどりをしたような曲調だな、と思いました。これは全然ディスっているわけではなくて、2000年代U2の王道ソングな作り方がされています。現在のところ最新作となっている2009年の『No Line On The Horizon』に通じるサウンドはあんま感じなかったかなぁ。ジ・エッジのディレイを効かせた美しいギターフレーズに、少し電子チックなドラム音、そしてサビで一気に壮大な展開に持っていくという構成は、まさに2000年代のU2のスタンダードな曲調と被るところが多いかなという感じです。ボノ曰く、この新曲は新作のリードシングルではないということなので、この一曲だけで次回作のアルバム全体のサウンドを想像してしまうのは早計かもしれません。

前作『No Line On The Horizon』がさっき述べた2作に比べて実験的な感じでしたので、少し懐かしさも感じます。今年中?にはリリースされるであろうアルバムに大きく期待をもたせる1曲でした。新作の世界ツアーでは、前回かなわなかった来日公演が実現して欲しいですね!!!
以下にオフィシャルで公開されている同曲のPVを貼っておきます。ぜひご視聴ください!^^